Owner's Story

宿とオーナー、十人十色の物語
心宅 | 心心さん.絵筆を鍵に 心を開く童話
「心宅」のレトロな青緑の木の門を開ける。そこにいるのは、お洒落なベルベッドのロングスカートを履いたオーナーの心心さんだ。エレガントな白いレースシャツが透き通った白い肌に映え、高い声の中には一羽の青い鳥が踊りながら隠れているかのよう。「皆さんようこそ!ああ、どうしよう!皆さんに見つけてもらえて本当に嬉しいんです。Dear b&bは私が宿を開く時の一番の目標だったので」。まるで童話の中に隠されていた白雪姫のように、心からの純粋な願いを切に語る。秘密の庭が映える優雅な家の縁側に座る彼女は、なんだか精霊が肩の上にぴょんと乗ってきたり、ふっと微笑むだけでそよ風が吹いてきそうな気さえする。手にかごバッグを持っているので、これからピクニックに行くようにも見える。チェック柄の人生のピクニックシートを広げて、どうぞ座って聞いてくださいと私たちに声をかけてくれた目の前の彼女は、幻想的なイメージからどのようにこの「心宅」の童話へたどり着いたのだろう。    
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墨泥家 | 小施と小Q・小施と小Qが織り成す島唄が、ぬくもりの家を守る
台湾東南部に浮かぶ小さな島、蘭嶼。島には原住民タオ族独特の風習と自然が広が る。その美しい島では、トビウオが空を飛ぶ季節が有る。その魚影は、まるで大漁 のチヌリクランの様で、現れれば島は歓喜の歌声に満ち溢れる。そして旅人はその 青い海と広がる星々を求め、島の人々の天地を敬愛する生活と信仰を学び、まるで 歌の様にも聞こえる集落の古い伝説の物語に思いを馳せ、野銀集落の荒野でワイル ド且つ原始的な魂を取り戻す。六つある集落にはそれぞれ違う文化があり、それぞ れがまるで絵のような風景を持っている。そしてその中で暮らす人々の家が、紅頭 村にある墨泥家。強く頑丈なその家には素朴で優しい家族が暮らしている。ご主人 は蘭嶼タオ族の小施、この土地と人をこよなく愛する小Q、そして彼らの子供たち貝 貝、央央と向向。この五人家族の温かい暮らしは、旅人の日常と共に在る。    
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塍畦民宿 | 劉ファミリー(Julieさんと劉パパ&ママ、兄)・一家で耕す愛の田園
両手を広げるように建つ三合院に踏み入ることは、「塍畦民宿」一家の温かな懐に飛び込むのと同じことだ。その冷めることのない愛情は家の至るところに溶け込んでいる。そして、旅先で家路につくような安らぎとくつろぎを感じさせてくれるのだ。開業当初、家族4人はそれぞれの役割を担っていた。劉パパは三合院裏手の農地を耕し、劉ママは料理とフラワーアレンジメントを、兄の展Uさんはアート全般を担当し、宿の運営は美術教師の妹Julieさんが請け負った。しかし、宿のあるべき姿について4人はそれぞれイメージを持っていた。最終的には、「家中のみんなが共に集える三合院設計はかつての家そのもの。部屋から出ればすぐ誰かと顔を合わせることができ、人と人との関係を近づける」という、一家の主である劉パパのプランが採用された。デザインの隅々から溢れる愛。一家は「塍畦民宿」に身を捧げてきたのだ。    
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