ISSUE 13
喉を潤しに産地訪問!「泰山仙草蜜」と台湾小旅行

さあ、「仙草蜜」でクールダウン!

春の息吹がほんのり香る2月、「泰山仙草蜜」を手に、

Dear b&bがおすすめする「仙草」の産地へ小旅行しませんか?

 

ほてった体をクールダウンさせるだけじゃない、たくさんのつぶつぶゼリーに大満足。

飲み尽くせない驚きがいっぱいだから、お土産にだっておすすめです。

おいしいドリンクを毎日飲みましょう!花が咲き始める暖かな2月は、爽やかな風を楽しむばかりか、さっぱりとした甘さのドリンクをお供に旅立つのにぴったりな季節です。今回、Dear b&bと「泰山仙草蜜」が、日本の皆さんをお連れするのは、「仙草」の故郷です。一緒に仙草ゼリーを手作りしたり、小さな町の老街(オールドストリート)を歩いたり…飲めばぱっと心に花開く、そんなお土産を手に入れることもお忘れなく!

 
 

土地の神様も大好きな「仙草蜜」でクールダウン

「仙草」は、さかのぼること古くは『中国薬植図鑑』に、暑さを和らげる解熱効果ありと記載されています。台湾先住民のタイヤル族やパイワン族も昔から愛用していたそうです。言い伝えによれば、少しの量でゼリーやお茶が大量に作れ、重度の熱中症患者の治療ができたといい、仙人のおかげだと信じられたために「仙草」という名前が付けられたのだとか。仙草は、桃園の新屋や新竹の関西、芎林、苗栗の銅鑼、三義、そして花蓮の鳳林に分布していて、毎年11月の仙草花の季節になると、紫の花の海が広がり、それはラベンダーに匹敵するほどです。近年、桃園の仙草花フェスティバルでは、カップルや多くの女子たちがインスタ映えするとこぞって押し寄せます。

 

仙草茶だけではありません。温かい焼仙草や仙草かき氷、よく見かける仙草ゼリーのドリンクや客家料理の仙草鶏、あらゆる仙草はすでに台湾の暮らしと深いつながりを持っています!国立交通大学や中央警察大学の土地の神様でさえ、合格祈願をする受験生は6缶の「泰山仙草蜜」を供えなければ、ご利益が得られないと言われています。そんな「泰山仙草蜜」は現在に至るまで35年に渡る売れ筋商品。台湾の特約農家から仕入れる乾燥した仙草やはちみつなどをじっくりと煮詰めて天然の甘味と香りを引き出しています。怠らない技術革新、大粒ゼリーへの改良、パッケージも昔ながらの缶から紙パックへと進化を遂げ、タピオカミルクティーが台湾中を席巻する以前から、もちもち食感に富んだ納得の噛み応えのあるドリンクとして、業界をリードしてきたただ1つのドリンクなのです。

 
 

仙草の里、関西老街と獅潭老街でDIY体験

冷たい仙草を飲んだら、そのミステリアスな変遷や、おいしさの秘密に興味が湧いてきたのでは?それなら、うららかな春の日に、「仙草」の故郷を訪ねて、仙草ゼリー作りの感動を体験するのも悪くはありません!仙草で名を馳せた新竹・関西は、仙草博物館でその今昔を紹介するのみならず、手作りが楽しめたり、仙草粉を買って帰って料理をすることもできます。それから歴史と文化あふれる関西老街の町並みを散策したり、地元の仙草かき氷の店を訪ねたり…もしも市内へ出たなら、中部エリアで有名な「瑪露連」の新竹支店で味わうことも。コーヒーフレッシュを身にまとった滑らかな仙草は、旅の終わりに花を添えてくれるでしょう。

 

同様に仙草の産地である苗栗・獅潭は、仙草農場で客家料理と融合した仙草を味わうことができます。獅潭老街の寺廟や老舗の米屋、あるいは日本統治時代から続く鐘樓古道をのんびり歩けば、山あいののどかさを感じることでしょう。竹林の静けさに包まれて、ゆったりと村を見下ろしたら、喉の渇きは「仙草蜜」で潤して。アブラギリの季節に訪れたなら、仙草のように甘い記憶に満たされた、雪景色のような美景が寄り添ってくれることでしょう。

 
 

つるんとした温かな焼仙草や、おなかを満たす仙草ゼリーに限らず、スーパーやコンビニで気軽に手に入る「泰山仙草蜜」は、いつでも暑さを和らげてくれるドリンクです。オフィスでのおやつに、火鍋のしめのデザートに、はたまた日本へのお土産にも最適です。大満足のつぶつぶ食感で、ひと口飲めば病みつきになること間違いなし!えっ、さっそく飲みたくなってきたですって?このユニークな台湾の味を家族や友達、皆で分かち合いましょう。

 

厳選の宿に泊まって、「仙草蜜」と甘いひと時を

仙草の里を訪ねたり、「仙草蜜」で喉を潤したりするだけじゃない。

台湾各地を代表する、異なる雰囲気を持った厳選の宿が待っています。

広大な海と山、都会と田園、

春の始まりは台湾から。ときめきの旅に出逢いませんか?

苗栗に宿泊:木々に抱かれて自然と共に呼吸を|樹也Villa

池の水面がかすかに揺れて木の陰を映し出す。そんな様子が脳裏に浮かんだ――龍騰断橋を過ぎ、苗栗・三義に続く山道へと車を走らせると、「樹也Villa」にたどり着いた。漂う花の香り、大空に羽ばたく1羽のハト。奥に隠れたドアを開けば、とっておきの休暇の始まりだ。大自然と呼吸を共にし、山林に抱かれよう。

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 宜蘭に宿泊:台湾で味わう和食の饗宴|大漁日和

長く暗い雪山トンネルを抜けると、輝く太陽に生まれ変わった錯覚を抱く。風にのり稲の香りが漂ってきた。連なる山々、空と海の境界線は曖昧だ。魅惑的な宜蘭に「台北の裏庭」という呼び名はふさわしくはない。ここは旅人が思い描く理想の桃源郷。そして「大漁日和」は、どんな食通をも満足させる理想郷といえるだろう。

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墾丁に宿泊:コンクリートが作る幻想的な空間|後湾発宅

微かな明かりを追って漁港脇の芝生に潜り込んだ。「後湾発宅」はコンクリートむき出しの姿で建っていた。落ち着いた佇まいで堂々と。夕刻の鐘の音に背中を押されてドアを開けた。秘密の迷宮みたいなまばゆい光の世界。ただ幻のような場景が広がっている。光と打ち放しコンクリートが織り成す時空間が。

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台東に宿泊:無限の喜びが隠された山の旅へ|竹湖山居

曲がりくねった山道を進む。すでに1周したかと思うくらい車を走らせたような気もするが、カーナビが指す目的地はまだまだ先だ。あまりの静けさに秘境に続くかと思えたが、大自然の熱烈な歓迎を受け、思わずわくわくした。「竹湖山居」もこんな場所だ。一見静かに思えるが、実ははつらつとした空気をたたえた場所なのだ。

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台南に宿泊:過ぎ去った日の美しさの中で過ごす一夜|来了

午後3時は台南の1日で最も美しい。ぶらぶらと西門圓環の小道へ。街の輪郭は光の中に融けていく。遠くまで続く景色がパリの路地を思わせた。ゆっくりとした歩調さえパリみたいだ。「来了」と書かれた建物。そう、「来了(来た)」のだ。そこは温かく、台南の人情味を惜しみなく注いでくれる。さあ、来たなら、ここで1晩過ごそう。

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金門に宿泊:ワンコがお出迎え?古民家に吹く新たな風|金八古厝

飛行機を降りると、金門の真っ赤な太陽に出迎えられる。曲がりくねった小道を進むと、古い家や井戸が並び、昔ながらの日常が広がっていた。突如、曲がり角にパグが描かれた看板が――「金八古厝」。かつて戦地だったことを感じさせない、穏やかで明るい生活スタイルがそこにはある。

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