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台北市區(大稻程)

門草行旅

淡い光の中、夢見心地にゆっくりと息をつく

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Dear b&b 3つの約束

  • 再生された優美な町屋
  • 個性的なセンスとインテリア
  • すっきりした緑あふれるベランダ
  • 観光スポット「迪化街」内

宿について

宿の風景をのぞいてみよう

淡い光の中、夢見心地にゆっくりと息をつく

午後の秋の光が時を刻みながら古い街の輪郭を描き出し、一軒一軒の建物の美しさを浮かび上がらせていく。ここは迪化街。過ぎゆく歳月の中で、古くから残る文化が洗練され、街並みに上品さがにじみ出ている。普段からにぎやかな迪化街だが大通りを少し外れると、そこには静かでひっそりとした空間が。そんな静かな路地で、入口に明かりを灯す一軒の民宿。かすかに光るグレーがかった外壁が狭い路地にすっきりと映り、古い家並みの続く淡々とした道をふわりと明るく見せている。民宿「門草行旅」は、時の流れに身を任せる小さな雑草のように、流れゆく日々の中でひっそりと息づいている。そしてそのドアを開けたとき、あなたの日常にそっと入り込む。

 

 

平凡な路地でひっそりと明かりを灯す暮らしの風景

家と家が密集した狭い路地では、毎日バイクの音が聞こえ、人々が行き交い、自転車が悠々と走り抜けていく。「門草行旅」の落ち着いた雰囲気のグレーがかった白いドアの向こうにはオレンジ色の明かりが灯っており、格子状になったガラスの一枚一枚に映る路地の日常を明るく照らす。中から外を見ると、迪化街の歴史と文化が入り混じる風景が旅行のビデオのように映り、外から中を覗けば、自分自身が迪化街の新旧入り混じる美しい風景の一部となる。

 

そっと入口のドアを開けると、一階にあるオレンジ色の灯りが月のようにあたたかく心を照らし、オレンジやレモン、ラベンダーの芳しい香りが疲れた身体に染み渡る。天井からぶら下がる植物から感じる季節の移ろいが心を楽にし、ダイニングの椅子を引くと、目に入る光の影がふっと旅の疲れを癒してくれる。本を一冊手にとってパラパラとめくったり、オーナーの小佩さんやスタッフに近くにある美味しいお店を教えてもらったり。小さなキッチンにこもって食べ慣れた日本の料理を作り、木のテーブルでゆっくりと食事の時間を楽しむのもいい。

 

 

過ぎゆくものを拾い集め、一つ一つやさしく心に繫ぎ止める

上の階へ上っていくと、各階の踊り場のインテリアが目に留まる。光の後をついて、突当りにある小窓を背にして進んでいく。真っ白な壁には、枝葉のシルエットが伸びている。ふぞろいに並ぶ赤レンガの屋根の上を軽やかに駆け抜ける日の光は、刻一刻と流れる時間の後を追うようにして、音もなく4つある各階に滑り込む。5つある部屋の真っ白な壁に残された歳月と、幸せの種が宿る植物たち。グレーで統一された部屋の一角に影を落とす光。あなたと彼は広い空が見渡せる4階のベランダへ行き、落ち着く場所を選んで、壁際や階段の上、軒下にある植物たちが語るこの街の日常の風景に耳を傾ける。落ちかけた夕日の最後の光が、髪やまつ毛の隙間からやわらかに差し込み、まばたきをした瞬間、心の奥深くまでじんわりと届いた。

 

落ちてゆく夕日があなたの歩調に合わせてこっそりと二人の部屋へ忍び込み、ベッドを暖める。ぬくもりのある木のテーブルと座り心地の良い大きなソファが彩る、二人だけの幸せな夜。時のかけらがきらきらとベッドサイドに散らばるのを待ち、寝ぼけ眼をこすると、彼が耳元でそっとささやく声が、しんと静まった夜に響き心に残る。3階の二人部屋では、白を基調にしたシンプルな空間がここでの暮らしを温かなものにしてくれる。あなたは大きなビーズクッションに体を預け、彼はカーペットに座り、二人でゆったりと古い街並みでの日常を過ごそう。ひとり旅なら、二階にある一人部屋がぴったりだ。そこには一台のベッドに、一枚の窓。この場所で、自分の夢に思いを馳せながら飛立とう。

 
 

 

ぽかぽかと暖かい朝の光が街にかかる霧をすり抜けてブラインドから差し込み、ゆっくりとあなたを揺り起こす。寝ぼけ眼で光の影に目を向けると、ずっと願っていた美しい景色は、こんなに純粋でシンプルなものだったのかと気づくだろう。それは玄関先の枝葉がふわりと風に揺れる日常。毎日の暮らしを潤し、夢への希望を満たしてくれる。民宿を離れる前、部屋のあちこちに残る思い出の欠片や、わずかにこぼれた心の秘め事を一つ一つ拾い集める。そして古本のページの間にそっと挟み込んだ。静けさと温かさが後を引く。時が経ち命が再び満ちた頃、また思い出たちを迎えに来よう。

 

 

Owner's Story

宿とオーナー、十人十色の物語

小佩さん.暮らしに残る余白に夢への枝葉を描く

様々な香りが入り混じる迪化街を通り抜け、住宅地にほど近い路地の日常に足を踏み入れる。そっと静かに入口のドアを開けると、透き通るドアガラスの向こうから満面の笑みでこちらに挨拶をする女性が現れた。「門草行旅」のオーナー、小佩(シャオペイ)さんだ。清楚系女子といった出で立ちで、笑ったときにクシャっと三日月形になる目がより親しみやすさを感じさせる。「この香りは門草行旅のために調合した香りなんです」ラベンダーやオレンジ、レモンの混じり合った深い香りの中で踊る小佩さんのストーリー。自身の過去についてはリラックスしたような様子で話す彼女が、自らの手でつくり上げた古民家の話に話題が移ると、その眼差しは毅然としたものに変わる。「門草行旅」は白いキャンバスのようなもの。小佩さん自身が作り上げた生活の中で、理想の暮らしが楽しめる。

 

 

心から求める気持ちが夢への道を作る

小さい頃から台北で生活していた小佩さんだが、中学校時代は反抗期が原因で、台湾中部の彰化県にある叔父さんの家に住んでいたことがあったという。新しい体験ばかりの田舎での生活は、意外にも彼女の中で忘れられない思い出となっている。都会の喧騒から離れ、シンプルな生活の中で飾らずにいることの素晴らしさを感じたのだ。台北に戻った後は、憧れの従兄弟が通っていたという理由で、彼の後を追って厳しい機械デザイン科へ進んだ。「あの時はまだ若かったから、年がかなり離れていて、自分よりもずっと経験豊富な従兄弟を見ていると、彼と同じ道を歩んでいけば間違いないと思ったんだ」と彼女は笑う。

 

その後、教員養成で有名な師範大学でインテリアデザインを学んだ小佩さんは、その課程がデザイナーとしての道に通ずるものではないと気づく。他の学校や学科の友達が卒業制作で忙しいときに、自分は紙とペンでの理論のお勉強を漠然と続けることしかできず、苦しいだけの毎日に一度は休学も頭をよぎった。将来の方向性にこそ迷いを感じてはいたが、自分に合わない道がどんなものなのか、少なくともはっきりと分かっていた。そんな状況の中、友達の支えもあり、何度も壁にぶつかりながらもなんとか卒業を迎えた。

 

インテリアデザインの会社に就職してからは、住宅のモデルルームや別荘のデザイン、中古住宅のリフォームに至るまで、様々なタイプの案件を担当した。来る日も来る日も新たな物事に挑戦し、学ぶことも多い日々だったが、前に進むほどに、心の奥深くでは物足りなさを感じていった。そしてそんな状況を変えたいという気持ちがピークに達し、台湾を離れて異国の大学院で学ぶことにした。心のままに新たな道を歩んでいくことに決めたのだ。

 
 

イタリアでの理想の生活を、故郷・台北で活かす

「イタリアでの生活を思い返すと、今でも自然と笑顔になってしまいます」社会人からまた学生に戻った身として、一年半に渡るイタリアでの大学院生活は、彼女の人生の中できらきらと輝く夢のような時間だった。そして、色あせた過去をこれからの未来に向けてすべて白紙に戻し、新たな世界と理想を描き始めた。華やかな異国での生活を離れた後、全く新しい自分となり、再び台北に戻ってきた小佩さん。建築事務所で働いたのはほんの短い期間だったが、自分が本当にやりたいことに気づくきっかけになった。ビジネスのための空間を作るのではなく、生活のための空間を作り上げることだったのだ。

 

まずは、自分が好きだと思う仕事に携わることから始めた。「多麽Café(ドゥオーモカフェ)」はまさにこの時に誕生したものだった。カフェについて話す小佩さんの目はきらきらと輝く。「多麽(ドゥオーモ)はイタリアにある教会です。イタリアではドゥオーモは生活の中心で、都市になくてはならないもの。『多麽Café』もそんな場所であってほしいと思っています」「多麽Café」が人と人をつなげる場所であるなら、「門草行旅」は人と暮らしの間に横たわる想像への扉を開くものだ。

 

卒業を間近に控えていた頃、突然彼女の頭に浮かんだ考えがある。「いつか宿を経営する!」あの時、深く考えずに口に出したことが、心の奥深くで夢の種として眠り続け、何年も後になって実現するとは、全く思ってもみなかったという。「多麽Café」の成功の波に乗り、小佩さんは2カ月間、理想に合う古民家を懸命に探し続け、もう諦めようかというところで、台北の歴史と文化を育んだ古都、迪化街で4階建てのそれに出会った。入口の扉を開けたその瞬間、かつての台北に流れていた時間の扉、そして切に願った理想の暮らしへの扉をも同時に押し開けたのだった。

 
 

大切な人のサポートと諦めない強さで、夢への枝葉を伸ばす

4カ月弱に渡って建物のリフォームや空間デザインを行った小佩さん。民宿内に広がる香りや階段に置く植物、壁に飾る押し花など、空間の中の一つ一つをすべて自分の手でデザインし、選んでいった。その間、どんなに泣いたり壁にぶつかっても、決して夢を諦めなかった。「よく向かいの公園に行って一人で泣いていたんです。もし彼がいなかったら、乗り越えられなかったかもしれません」これまで辛かったことについて触れるたびに、彼女は支えてくれたパートナーへの感謝を口にする。「みんな、私は勇気があると言うけれど、私は彼の方がずっと勇気があると思います。私のことを信じて、無条件に私のやりたいことをサポートしてくれたから。」

 

「門草行旅」は小佩さんの理想の暮らしを実現したものだ。その中に残る余白には、理想の暮らしへの想像が広がっている。そんな白いキャンバスで、自由に夢を描き、その夢の中で羽ばたく旅人たち。日々の暮らしとは、この宿のように、古いものと新しいものが混じり合う中で時を刻み、自然や文化の移り変わりの中で装いを変えていくものだ。小佩さんは今も変わらず夢を追い求めながら暮らし、暮らしの中で夢を追い求め続けている。「門草行旅」で愛する人のサポートと夢を諦めない強さを胸に、一つ一つの出会いを大切にしながら、物語を一つ一つやさしく受け入れる。そして、ゆっくりと穏やかに、夢への枝葉を伸ばしていくのだ。

 

 

客室タイプと料金

客室タイプ

+4

4th_two
2人宿泊

NTD 3,980 ~ 3,980/部屋

doubleBedshowerbalcony

朝食無し、4階にあります、室内にあります、ダブルベッドx1、1 人追加可能 (more)

料金表
+3

the_third
2人宿泊

NTD 3,580 ~ 3,580/部屋

doubleBedshower

朝食無し、3階にあります、室内にあります、ダブルベッドx1、追加不可 (more)

料金表
+4

4th_one
2人宿泊

NTD 3,280 ~ 3,280/部屋

doubleBedshowerbalcony

朝食無し、4階にあります、室内にあります、ダブルベッドx1、追加不可 (more)

料金表
+3

2nd_two
2人宿泊

NTD 2,780 ~ 2,780/部屋

doubleBedshower

朝食無し、2階にあります、室内にあります、開放式乾湿分離浴室、ダブルベッドx1、追加不可 (more)

料金表
+3

2nd_one
1人宿泊

NTD 1,580 ~ 1,580/部屋

singleBedshower

朝食無し、2階にあります、室内にあります、シングルベッドx1、追加不可 (more)

料金表

料金の詳細

予約について

  • 宿泊のみ、朝食無し
  • 人数やベッドの追加:一人 500 元;各部屋に 8 歲以下の子供は 1 人まで無料
  • エレベーターを設置しておりません。身体の不自由な方、大きいお荷物をお持ちのお客様はご確認ください・
  • 記載されている客室タイプと価格は参考です。詳しくは宿泊施設のホームページをご確認ください。ご予約の前に直接宿泊施設に価格などをお問い合わせすることをお勧めします。

予約の変更・キャンセルについて

  • ご予約済みのお客様で、お客様のご都合によりキャンセルされる場合、以下の規定に従い銀行振り込みで返金いたします。:
    • ご宿泊予定日より7日前にお知らせ頂いた場合、お支払い済み金額の50%をご返金します。
    • ご宿泊予定日当日或いは 6 日前にお知らせ頂いた、或いはお知らせ頂けなかった場合、お支払い済み料金はご返還いたしかねます。
  • 天災(地震、台風など)等により、宿泊施設の所在地自治体より、出勤通学停止令が出された場合、銀行振り込みにてお支払い済み料金を全額ご返還します
  • 記載されている客室タイプと価格は参考です。詳しくは宿泊施設のホームページをご確認ください。ご予約の前に直接宿泊施設に価格などをお問い合わせすることをお勧めします。

宿泊情報

大眾運輸

  • 宿までの距離:
      • 松山機場,6.1キロ;時刻表と乗車券の料金につきましては台北松山機場をご参照ください。
      • 火車(電車)台北駅,2.6キロ;時刻表と乗車券の料金につきましては台灣鐵路管理局をご参照ください。
      • 台北轉運站,2.5キロ;時刻表と乗車券の料金につきましては台北轉運站をご参照ください。
      • 保安街口バス停,0.23キロ;時刻表と乗車券の料金につきましては中興巴士首都客運大都會客運をご参照ください。
      • O12 大橋頭捷運站,0.65キロ;時刻表と乗車券の料金につきましては台北捷運をご参照ください。
      • 台北火車站からタクシーのご利用をお勧めします。約10分、料金は約120元(時間と料金は参考)

ご予約確認後、行き方は宿へお問い合わせください。

臺北市大同區安西街23 號

設備・サービス

室内共用設備

  • 飲み物/食べ物:ハンドドリップ器具
  • 家電用品:サウナ、冷蔵庫、電気ケトル
  • その他:雑誌、本、Wi-Fi、調味料、鍋用具、食器
  • 室内スペース:ロビー、キッチン、トイレ

サービス内容

  • タクシー手配
  • 観光情報提供
  • 外国語サービスあり: 英語

宿泊について

  • 15:00 以降にチェックインできます。宿泊施設に到着予定時間を事前にお知らせする必要がございます。ご宿泊より 日前にお知らせください
  • チェックアウト:11:00まで。チェックアウト時間は厳守して頂けますようお願い致します
  • 宿泊品質を保つため、ペットは禁止させて頂きます。万一ペットをお連れの場合、ご宿泊をキャンセルさせて頂く場合がございます。その際ご予約金は返還いたしかねますので、ご注意ください。
  • 環境保護の為、歯ブラシと歯磨き粉はご持参いただけますようお願いします。
  • 建物が古いため、防音が行き届かない場合があります。騒音にはご注意下さいますようお願いいたします。
  • 厨房器具はご利用になれます。油や煙の出る料理はお控えください
  • 客室内での飲食はご遠慮ください。お食事は公共スペースにてお願いします。ご利用後は清掃をお願い致します。
  • 近隣の迷惑になりますので、お子様の走り回る、大きな声を出すなどの行為はお控えください。
  • チェックインの際に身分証またはパスポートなど身分を証明できる物をご持参ください。
  • 貴重品類はご自身にて保管してください。宿泊施設は一切の保管責任を負いません。
  • 使わない電灯や電気機器は消してください。
  • 室内の設備や置物などは動かしたり、破損させたりしないで下さい。万一紛失或いは損壊した場合、をさせていただきます。
  • 室内は全面禁煙です。おたばこは屋外にてお願いいたします。万一違反した場合、つご宿泊をキャンセルさせて頂く場合がございます。その際ご予約金は返還いたしかねますので、ご注意ください。
  • 違法ドラッグ、泥酔、賭博、大声を出す、ケンカ、爆竹及び如何なる違法行為は禁止しております。万一違法行為を確認した場合、直ちに退居していただき、損害賠償の請求、通報を致します。

連絡先

住所
臺北市大同區安西街23 號

電話番号
+886-2-2557-7045
* ご予約の際、宿にDear b&bの利用者だと伝えると、ご宿泊時に限定ポストカードをプレゼント!

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