ISSUE 05
台湾記者会見回顧録!日本PR活動と7年間の旅路

7年間で700軒、街から山、海まで――。

日本でのプロモーションの後は、

英日版サイトの正式リリース発表や東京記者会見の模様を報告した

台湾初の記者会見を振り返りましょう!

台北・大稲埕の「門草行旅」では一か月間に渡る初の展覧会の開催も。

それではご一緒に、台湾各地の「時間と風景」の旅へ出かけましょう。

英日版ウェブサイトの公開と日本でのプロモーションの後は、Dear b&b初となる台湾での記者会見を開催しました!輝く太陽に照らされて、やってきたのは台北・大稲埕の「門草行旅」。記者たちを前に、英日版ウェブサイトの正式リリースや大盛況のうちに幕を閉じた日本でのプロモーション活動の様子を報告しました。さらに創立からこれまで共にしてきた仲間たちと、7年をかけて都市から地方まで駆け巡った700軒の宿を紹介する展覧会も始まりました。それでは、台湾各地の美しき「時間と風景」を一緒に旅してみましょう。

 
 

台湾初の記者会見!英日版公開と盛況だった日本PRを報告

創業7年目に突入したDear b&bは、これまで700軒を超える宿を訪れ、累計200回の取材を重ねてきました。移動距離は台湾100周分に相当します。今年は英日版ウェブサイトの開設に続き、プロモーションとして東京へも赴きました。加えて10月の第一週目には、台北「門草行旅」で英日版ウェブサイトの正式リリースと東京プロモーション活動報告の記者会見を開催しました。

 

記者会見の中でDear b&bの共同創設者であるMinchelleとRaeは、ついに実現した創業以来の初心や2年もの歳月を費やして準備してきた英日版ウェブサイトについて思いを語りました。さらに9月に行なわれた日本記者会見とプロモーション活動について、日本のメディアの歓迎、特に日本経済新聞の報道やファンミーティングでの熱烈な声援について言及しました。とりわけ、大流行中のタピオカミルクティーはもちろん、雑誌の台湾特集や書店で平積みにされた台湾関連本の多さなど、東京はどこへ行っても「台湾」だらけで、日本の皆さんの台湾への愛やその発展の潜在性についても分かち合いました。

 

同時に、台湾の宿には、デザイン的な空間へのこだわり、「我が家」のような雰囲気、若者のUターン、地域活性化の実践――の4つの傾向があることを長年の観察と分析から指摘。そして、台湾の宿がなぜ日本や多くの外国人旅行者を魅了するのか、まさにそれは、無限の独創性を働かせ、自分の道を貫くことにあるのだと述べました。自由な発想にあふれる台湾人たちが、ワールドクラスに輝く魅力を作りだしているのです!

 

エキシビジョン開幕 走り抜けた7年、700軒の「時間と風景」

10月には一か月間に渡り、Dear b&b初のエキシビジョン「時間と風景~Time With Landscape」も開催されました。台北・大稲埕「門草行旅」の階段や廊下の角に、7年間で出会った温かな時間や風景が展示されました。

 

「今日はどこを旅したい?」1階階段のドアを開け、始まりのスーツケースを開いてください。2階の素敵な風景に、通り過ぎるのをためらってしまうかもしれません。さらに、問題を解きながら進むインタラクティブな展示に、自然と歩みをゆるめるでしょう。都市から山海、最初に訪れた場所から仲間の加入まで、カードを手に覗いてみてください。そして3階の廊下に設置された大きな鏡には、宿のオーナーの台湾に対する思い、夢に関するたくさんの感動が待ち受けています。鏡の中を歩けば、まるで別の街角。夢のため、暮らしのため、実現のためにがんばることの大切さに気づくことでしょう。4階には台湾各地の豊かな風景と魅惑的な宿が待ち構えています。

 

 

傾いた陽射しが4階のバルコニーに降り注ぐ頃、反対側に進んでみましょう。壁面にはDear b&bがしたためた台湾宛てのラブレターが。長い紙に手書きされたこの地への深い愛、これまで歩いてきた日々への感謝と思い。背後には大稲埕の街並みが広がります。風に揺れる大自然の写真と緑のすき間から優しく見守るのは「旅行是為了回家(おうちへの旅)」の文字…。2階へ戻って、カードに台湾への思いを書き記してバルコニーの緑の枝にそっとぶら下げましょう。思い出、憧れ、待ち焦がれている時間と風景を…。

 
 

美しい感動の道しるべ 台湾各地へいざ

エキシビジョンの開幕会見では、MinchelleとRaeが自ら記者たちに展示について紹介。これまでのさまざまな収穫や感動的なストーリーもお披露目しました。何度も開催してきた宿のオーナーたちとの懇親会についての話など、内容は多岐に及びました。中には写真を指差してDear b&bに関する報道を前に読んだことがあると話してくれた記者も。台湾でのファンミーティングも開き、みなさんと共にこれまでの7年間を共に振り返りました。物語に耳を傾けつつ、理想的な暮らしを書き留めながら、宿を取材する旅は永遠に続くのです…。

 

7年で、700軒――これはDear b&bが台湾各地を実際に訪ね歩いて得た賜物です。英日版の開設や日本でのプロモーションの機会を得た事もまた、次なる旅路への1歩となりました。あっという間に過ぎ去った時間と流れゆく風景の中で出会ったたくさんの感動を感謝の気持ちに、そして初心を愛へと変えて、これからも取材を続けていきます。より多くの人たちが台湾のこの美しい風景と出会えるように――。

 

7年で700軒 時と温もりを感じる風景に泊まろう

自ら体感してきた7年間700軒の色とりどりの感動を、

初の記者会見やエキシビジョンで分かち合いました。

ここではさらに3つの魅惑的な宿をご紹介。

大稲埕の温かな光、渓頭の森の日常、船帆石の光あふれる宿。

街・山・海――台湾の素晴らしき時間と風景の中に泊まってみませんか?

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